初めての第1 シード

残念!?準優勝!千広が栃木ジュニアで準優勝しました!
今大会では第1シードをもらって、千広は1年間で優勝しなければいけない選手に成長しました。第1
シード死守ならずでしたが、果たして千広の準優勝は残念なのでしょうか!?確かに、決勝戦のプレーは久しぶりにミスが勝敗を左右するようなミスが多かったです。しかし、2ndセットからの石井さんは千広が作ってしまったチャンスを殆ど見逃さない良いプレーでした。1年前の千広であれば準優勝は誉められ、今のステージまではい上がった千広は残念と言われます。これは、千広本人も同じ事を
思うのでしょうがないところでしょう。
さて、ここで千広がなぜ??1年間でここまで強くなったのかをちょっとご紹介です。
写真に一緒に写っている選手が決勝戦の相手です。試合終了後は悔しがっていましたが暫くすると石井さんと仲良く話していたところを私がパチリです。勝負に対して真っ直ぐだからこそ勝負が
終わった相手とも話に花が咲くのでしょう!この明るく真っ直ぐな心が練習中に持っていられるのでトッププレイヤーへと駆け上がっていったのではないでしょうか!?
とはいえ、流石の千広ももちろん完璧ではありません。時には、落ち込んで前に向かおうとしない時も
ありました。但し、指導後の復活はかなり早いです。何もなかった様に練習が出来ます。(本心は辛いはずです。)そして、良く練習します。あまりにも、サムライのトップ選手達が朝練をしないので何がそれで全日本だと注意をしたところ(もちろん、朝練をしたから全日本ではないと思います。)千広だけは家も遠く朝早いのに言われた時間の1時間前に来てしまう選手です。この選手としての気持ちや
行動が千広を全日本のステージ、インターハイに出場させたのだと思います。千広のこれからの課題はこれを維持する事です。この維持するという事が選手にとって一番苦しい事なので維持しながらもう一つ上のステージを目指してもらいましょう。
限界知らずの千広です!必ず成し遂げると思います。私も一緒にチャレンジし続けます!
一つ言える事は全日本クラスの選手というのは最低限、千広の様なものを持っています。全日本に行きたいと思ったら真剣に自分の限界と向き合ってもらいたいものです。朝練に行こうと思っても起きれないから試合中に思ったんだけど出来ない、というところまで全日本常連選手は全てクリアしている可能性が高いです。
要するに出来ないは勝てないという事です。残念ながら逆の出来るは勝てるではなく、勝てる可能性があるということになってしまいます。しかし、焦る事はありません。今出来なくても必ず出来る様になります。一つだけ必要なものが選手としての心だと私は思います。直ぐに出来る選手、時間が掛かる選手、言われれば出来る選手、様々ですが人は必ず思う方向に向かっていくものだと私は思います。その思いのレベルを考えてもらいたいものです。