ダンロップ全国選抜 千葉大会予選

今大会の予選では、学明と平雅の2選手をクローズアップします


学明は、選手クラスに移行してから1年と選手経験が浅い選手です。
また、勉強との両立に奮闘している選手の1人でもあります。

最初は、勉強との両立の中での時間の使い方に悩み私とのミーティングでは良く涙していました。
というよりかは、何か質問するとすぐに泣く選手でした(笑)
それが今では、僕はこう思うああ思うとうるさいぐらいです(笑)

私は、学明は人として男として成長したと思います。話せない人が話せるようになるには時間と大きな勇気がいるものです。
こんな、私ですが過去には初対面の人とは話せないような人間でした。話したいと思いますが話せないこんな感じでした。
なぜ、話し過ぎるぐらいの人間になってしまったかというと自分でも話せない自分が嫌いだったことと、今思えば会話については母の教えかもしれません。

人は、周囲の影響を受けて成長するものでもあります。私達大人は選手達に自らの経験により何を学んだかということを伝える義務があるのではないかと私は考えます。

そんな学明の試合を見ていて感じたことは勝負から逃げなくなったと感じました。
残念ながら本戦に駒を進めるためには時間が足りていませんでしたが、学明の今のスタンス、またはそれ以上のスタンスで取り組むことが出来れば間違いなく学明は今以上に立派にそして強い選手へと成長すると思います。
学明とは、今後も数多くの会話をしていこうと思います!

そして、もう1人は元気いっぱい平雅!
ときにお騒がせボーイです(笑)

平雅は、まだまだ4年生で幼くはありますがしっかりと自己主張が出来る選手です
いつも“コーチ〜”と今日の出来事やらなんやらを良く報告してくれたりする人懐っこい性格のかわいい選手です。
今大会では、1回戦は元気いっぱい平雅君!
2回戦は、全く元気がないように見えました(笑)
私からは、相手のプレーに圧倒されたように見えました。
試合後、平雅とのミーティングでなぜ元気が無くなっちゃったのと尋ねるとだんまりでした。
それでは、話せるようになってから話そうと会場を後にしたところ、駐車場に平雅が走って来ました!
“コーチの車で帰っていいですか?”との質問だったので試合態度もあまりよろしくなかったので態度についてご夫妻に叱られるが怖くて逃げて来たのかと思いましたが(笑)
小松さんご夫妻のご配慮により“自分でコーチとしっかり話して来いと背中をおしてくれたのだと思います。”
帰りには、ラーメンが食べたいとのことなのでラーメン屋さんに立ち寄りミーティングでした
元気が無くなった理由は…

なんか、あーあなっちゃうんですよねー

どうしてですか?と、逆に質問されました。
実は、これが回答だと私は考えます。

選手は、好んで元気が無くなっている訳ではありません。
平雅には、それが選手の普通でその普通のままだと選手は負けてしまうんだよと、アドバイスしました。
サムライの歴代の名選手達も同じ思いを抱いていたんだよと伝えるとニコッと笑っていました
寧ろ、戦績を残せば残す程、モチベーションの管理が難しくなるのもアスリートの常です。

平雅にも持ち前の元気で先輩達が苦悩して成長したところを経験して成長していって貰いたいです!

学明!
平雅!
でーす

ラーメン美味しいー

なんて日だ!
という選手も
良い日だ!
という選手も様々でした

今日は寒い…
しかし!
心は熱い!
イェーイ!